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足底筋膜炎(足底腱膜炎)について

足の裏に痛みがある人

こんにちは!

理学療法士の高林です。

歩いていたり、ずっと立っていると足の裏が痛い人いませんか?

​足底筋膜炎(足底腱膜炎)はひどくなると踵の骨に棘ができてしまいます。

足底筋膜炎は早期から対処することで骨の棘も防ぐことができます。

​​

このページでは足底筋膜炎のことやなぜ足底筋膜炎になるのかご説明します。

足底筋膜炎(足底腱膜炎)とは

足底筋膜とは、踵から足指までをつなぐ強靭な筋膜である。

足底筋膜が繰り返し負担が掛かり、炎症が起きること疾患を足底筋膜炎という。

足底筋膜炎は40〜60歳代の中高年に多く発症する。

足底筋膜は、巻き上げ機のケーブルに相当し、足指が反った時に自動的に巻き上げられ、足のアーチが上に上がる。

この現象をウィンドラス機構という。

これは体重移動を円滑に行うために重要な機構である。​​​​

足底筋膜炎の症状

・朝、起きて動き出す時に痛みが出る。

・長時間立っていると痛みが出る。

・しばらく歩くと痛みが和らぐ

・更に長く歩くと痛みが強く出る。

・踵上げをした時に痛みが出る。

・足裏を押すと痛い。

・足の指を反らすと痛みが出る。

・​足裏に腫れや赤みが出る。

足底筋膜炎(足底腱膜炎)の原因

足底筋膜炎により痛みが出るパターンは3つあります。

踵がついたとき

踵がついた時に痛みが出る人は、踵周辺の脂肪や筋肉が硬い人です。

​踵には短趾屈筋・母趾外転筋・小趾外転筋・足底方形筋・足底筋膜と踵部脂肪体があります。

​この筋肉・筋膜・脂肪が硬いと圧迫ストレスにより踵周辺に痛みが出ます。

足裏全体がついたとき

​足裏全体がついた時に痛みが出る人は、足のアーチが落ち込んでいる人です。

 

足のアーチが落ち込んでいると足底筋膜に伸びるストレスが掛かり痛みが出ます。​

​③踵が上がったとき

​踵が上がった時に痛みが出る人は、足指の伸展(反り)が強い人です。

 

足指の伸展が強いと、足底筋膜に伸びるストレスが掛かり痛みが出ます。

足底筋膜炎でも痛いが出る原因が様々です。

​踵の硬さや足アーチの低下、足指の伸展が強いにも足部の筋力・柔軟性の低下、体幹や股関節の筋力・柔軟性の低下など様々です。

足底筋膜炎(足底腱膜炎)になりやすい人

①扁平足

②長時間、立って仕事をしている

③靴のサイズが合っていない

④大股に歩いている

​⑤足腰の動きが悪い

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

足底筋膜炎1つとっても痛みが出る原因は様々です。

足底筋膜炎だからストレッチをするという安易な考えでは痛みは改善していきません。

また足底筋膜が伸ばされて痛みが出ている人にストレッチをして更に伸びる負荷を掛けるとかえって悪化する人もいます。

なぜ足底筋膜炎の痛みを取るにはなぜ痛みが出たのか原因を追究することが必要です。

​足裏の痛みでお困りの方はお気軽に当院にご連絡ください。

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