top of page

アキレス腱炎について

下半身の筋肉のイラストです。

こんにちは!

​理学療法士の高林です。

​アキレス腱炎の痛みでお困りの方いませんか?

アキレス腱は

アキレス腱移行部

アキレス腱実質

アキレス腱付着部

によって原因や施術方法が変わります。

​まずはアキレス腱について詳しくご説明します。

​アキレス腱炎とは

アキレス腱炎とは、歩行や運動などの繰り返しの負荷によってアキレス腱に炎症を起こすことである。

​アキレス腱の中でもアキレス腱移行部アキレス腱実質アキレス腱付着部のどこに炎症が起きているのか原因追求が必要です。

​アキレス腱移行部とは、下腿三頭筋とアキレス腱を繋いている部分のこと。

​腱の中でも最も脆弱な部分で筋腱移行部へ引っ張られる負荷を加え続けると真っ先に損傷される。

アキレス腱実質とは、アキレス腱の中央部分のこと。

アキレス腱の中央部分は、血行不良で踵から2〜6cm上の部分で断裂しやすい。

​アキレス腱付着部とは、アキレス腱と踵を繋いでいる部分のこと。

アキレス腱付着部には、アキレス腱皮下包と後踵骨滑液包の2つの滑液包が存在する。

​アキレス腱周囲には様々な組織が存在しているため、炎症が起きやすい。

​アキレス腱炎と言っても、アキレス腱移行部、アキレス腱実質、アキレス腱付着部のどこに炎症が起きるかによって、痛みが発生する原因が変わるため、施術内容も変わってしまう。

アキレス腱炎の特徴

アキレス腱炎では、安静時痛の痛みはなく、動作時や長時間立位で痛みが伴うことが多いです。

歩行、階段の特に下り、つま先立ち、長時間立位、ランニングで痛みが出やすいです。

炎症が強い時期では、熱感や腫脹、痛みが強く出る。

​アキレス腱炎が続くとアキレス腱が肥厚(厚くなる)してしまう。

アキレス腱炎で気をつけること

足のサイズに合わない靴は履かない。

靴擦れが起きるとアキレス腱周囲の組織に負担がかかる。

​②急に激しい運動をしない。

運動をする場合は、強度を徐々に上げる。

​③痛みが出ない範囲で軽い運動をする。

​ずっと動かないでいるとアキレス腱が弱くなるため、適度な負荷は掛ける。

長時間、立つことは控える。

姿勢が常に前方重心の人はアキレス腱に負担をかけているため、可能な限り長時間の立位は控える。

むやみにストレッチをしない。

アキレス腱炎の大半は、伸びるストレスにより炎症を起こしているため、原因が分かってない上でストレッチするのは危険です。

最後に

​最後までご覧いただきありがとうございました。

アキレス腱と言ってもアキレス腱の部位によって原因が様々です。

まずはなぜ痛みが出たのか原因を知ってから体操やストレッチをするのが大切です。

​痛いまま放置するとアキレス腱断裂や肥厚などの症状が出る可能性があるので早めの対処が必要になります。

​アキレス腱の痛みでお困りの方はお気軽にご連絡ください。

bottom of page