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外反母趾を予防させる靴の履き方

靴を履いている人です

こんにちは!

理学療法士の高林です。

本日は外反母趾を予防させる靴の履き方をお話させていただきます。

靴の履き方1つでも外反母趾の予防ができます。

​今回は、外反母趾の人のための靴の履き方や外反母趾以外でも自分のサイズに合う靴の合わせ方などを紹介していきます。

靴の合わせ方

​まずは外反母趾関係なく、自分の足の大きさに合った靴の合わせ方をお伝えします。

​始めに足のサイズに少し左右差がある場合は、大きい方に合わせましょう。

靴は1〜1.5cmほどのゆとり(捨て寸)をもたせて作製されているため、靴下の厚さは考えなくてもいいです。

インソールを外すことが可能であれば、立った状態でインソールの上に足を合わせて、インソールの後と踵を合わせて確認します。

その時につま先からインソールの先が約1cm(指1本分ぐらい)の空きがあるを選んでください。

次に​靴の選び方ですが、踵部のカウンター(靴の踵の部分)が硬いものを選びましょう。

靴の踵が硬いものだと、歩くときに踵が安定するので、足首や膝にかかる負担が少なくなります。

​靴の踵が柔らかい物だと、踵が不安定になり、左右への動揺が強まるため、足や膝の変形を助長したりします。

靴が緩いと何がいけないの?

靴紐が緩いと足の真ん中辺りが固定されないため、靴内での足の動きを抑制できません。

その為、体重が掛かると開張足やアーチの低下などをきたし、扁平足や外反母趾の原因になります。

靴紐でしっかり固定することで、横アーチが持ち上がり、足が横に広がるのを抑えてくれます。

横アーチの低下を防ぎ、足が横に広がらなくなると、外反母趾の人の付け根と靴の摩擦も軽減し、痛みも改善していきます。

​パンプスやローファーなどの脱ぎ履きがしやすい靴や幅の広い靴を使っている人ほど、扁平足や外反母趾になりやすいです。

外反母趾の人は靴のここを見て!

靴のつま先が細くないもの

靴のつま先が細いと、足指を圧迫してしまい、外反母趾を助長します。

​②靴の踵が固定されているもの

靴の合わせ方でもお伝えしましたが、踵部分が柔らかいものだと踵が安定せずに、足や膝の変形を助長させてしまうからです。

足の横幅が大きすぎないもの

外反母趾で親指の付け根が出っ張っているからと言って、大きすぎると足の中で靴が固定されないため、足が横に広がってしまい、付け根と靴が擦れやすくなります。

ある程度、固定されていると足が横に広がるのを防いでくれるため、付け根と靴が擦れなくなり痛みが緩和されます。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。

靴の合わせ方や靴の選び方はかなり大事になっていきます。

靴でも踵の部分を硬くしているにも意味があります。

踵部分が柔らかい方が靴は履きやすいですが、履きやすさだけで選んでしまうと、足が不健康になってしまいます。

まずは履きやすさではなく、足が安定しているか、サイズが合っているかなどを念頭に置いて、靴を選んでみてください。

​足の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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