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腰の痛みの原因はヘルニアではなかった 

takaphysicalcare

更新日:2024年11月27日


腰が痛い女性

整形外科で腰のヘルニアがあるから腰痛があると言われた方いませんか?


今回はこのようなことを言われたことがある患者様の施術を行いましたが、痛みの原因はヘルニアではありませんでした。


ヘルニアだから痛みが出る、痺れが出るとは限りません。


じゃあなぜ腰に痛みが出たのか、ご説明させていただきます。


本人の訴え

10年以上前から仕事でのボートレース中に右の腰〜お尻に痛みがあった。数年前に腰の痛みが強くなったため、整形外科で画像を撮ってもらい、L4/5、L5/S1のヘルニアと診断された。通院して治療を受けたが痛みは変わらなかった。


体の状況

長時間座っていたり、歩くときに右腰〜お尻に痛みがありました。また右の股関節の硬さと

右下腹部の筋力が低下していました。右の下腹部や股関節の動きが悪いため、右の腰とお尻に張りが出ていました。


施術

腰や臀部の張りを取り、下腹部のトレーニング、股関節の関節の位置異常の修正、体の使い方の修正を行いました。3回ほどの介入と自宅での自主トレをしてもらうことで腰やお尻の痛みは無くなりました。


まとめ

今回の患者様は股関節や下腹部の状態や体の使い方が悪く、腰やお尻に張りが出てしまったため、腰に痛みが出ていました。

筋肉の状態が改善したことで痛みがなくなったのです。

腰痛の大半は筋性のものが多いです。



画像上で腰のヘルニアと診断されても痛みが画像と一致するかは姿勢や動きなど体の状態をチェックしないと分かりません。

日本の整形外科では腰が痛いと一番始めに画像を撮りますが、海外では腰への治療をして、痛みが取れなかったら画像を撮ることが多いです。

なぜなら大半の腰痛は画像と一致しないことが多いからです。



理学療法士 高林


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